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チラシ作成の基本を見直す

小売店の競争激化、大型店への流出、インターネットやフリーパーパーなど広告媒体の多様化により、新聞折込チラシなどによる広告を従前と行っていても効果が出にくくなっているのが現状です。売り上げが減少している理由は、客数が減ったのか、来店頻度が少なくなったのか、客単価が落ちたのか、買い上げ点数が減少したのかなどをもう一度検証してみてください。
チラシ作成でも、他の企業や競合と差別化された創意工夫が必要となっています。他店と同じようなチラシでは、価格訴求以外の点でお客様に注目を浴びることはありません。自店らしさや商品の魅力を伝え、デザインや構成においても独自性あるチラシを作成して、お客様に魅力を伝え、購買へと促していくことが大切です。まずはチラシ作成の基本ポイントを押さえておきましょう。
効果的にチラシを活用するためには、まず「目的」を明確にすることが必要です。
●見込み客の発掘なのか
●既存顧客の再来店を促すのか
●目玉商品やお買い得セールの情報発信か
などの作成するチラシのテーマを決めます。

 

集客につながる具体的工夫

目的に応じてチラシの工夫の仕方も変わります。見込み客を発掘するのであれば、資料請求やサンプル配布、お試し価格での商品提供などの情報をテーマにチラシの構成を考え、電話番号・メールアドレス・店舗地図などお客様との窓口をできるだけ大きく表示する必要があります。クーポンなどを印刷し、お客様が自店を利用するための理由やきっかけを演出することも大切です。また、はじめてのお客様に安心感を与えるためには、店長や店員の似顔絵イラストやメッセージを挿入するのも効果があります。
チラシ作成の際注意するポイントとしては次のようなことがあげられます。
・いかに注目してもらうか・・・紙質、紙のサイズ、見出し、キャッチ、字の大きさ、色
・いかに読んでもらうか・・・サブタイトル、分かりやすい表現、写真、イラスト、構成
・いかに行動(購買)を促すか・・・メッセージ、似顔絵、買う理由、きっかけ、安心感
このような項目をそれぞれ検討し、毎回いつもとは違う新鮮なチラシを作成するように心がけたいものです。効果的なチラシを作成していくためには「自店の商品の特徴・魅力」と「お客様のニーズやウォンツ」をどう結びつけられるかが重要になります。

 

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